「ものづくり」の原点は、「狂い」という視点で物事を見れるか?というところにある。
常人の思考で、ものづくりを実施したとしても出来上がってくるものは、ただの「モノ」なのである。狂人が思考することによって「モノ」が「製品」になるのである。
試作めっきと一言で表現しても、常人が一般的に処理出来てしまう領域を試作としていることが多い。
その場合の結果は…「やっぱり出来ませんでした」であろう。
もしくは、お客様が求めているニーズには、程遠いめっき処理などを完成品とうたってしまうのであろう。
まだ、上記は、ちょっとは評価をしてもいい「めっき業者」なのかもしれない。
何故ならば「お断り!!」をしないからである。
何もチャレンジしない業者は、試作自体を断ってしまう。
簡単にいうと「思考する」という行為を放棄してしまうのだ。
秋本研究員は、その名のとおり、戦闘の真っ先に立ち、仁王立ちで「試作めっき」を体を張って受け止めている。今まで行った試作めっきの回数は、ゆうに5,000件を超えている。「思考している」のである。
脳みそが常に、試作めっきに戦闘を挑んでいるのである。
まさにその領域は、狂想曲そのものなのである。
そこから生み出されるラプソディーは、お客様のニーズにお答えする以上の結果…
つまり感謝を生み出すのである。